かぜグループのお子さんたちと園庭のぶどうを使って、ぶどうジュース作りを行いました。
ジュース作りの主な材料をクイズにして尋ねてみると、「ぶどう!」「水!」と、ここまでは順調でした。
次に、ジュースを作るために必要な白い調味料を答えてほしいのですが、返ってきた答えは「しお!」でした。
「塩は、お料理によく使うけれど、お菓子やジュースは甘いよね。」と話すと「さとう!」と正解がでてきて一安心。
しょっぱいぶどうジュースになってしまったら大変です。
ぶどうは、フォークの背を使って潰しました。
皮が厚く、少しかたいぶどうに初めは苦戦し、「かたくて難しい」と言っていたお子さんも、「1粒ずつ潰すとうまくいくよ。」と声をかけると「できた!楽しい!」と意欲的に行っていました。
ザルでこした果汁を煮詰めます。
鍋に触れないよう、へらを上から持ち優しくかき混ぜます。
お子さんたちはどの作業も興味深そうにじっと見つめ、調理の過程を観察していました。
完成したぶどうジュースは、おやつの時間にみんなで美味しくいただきました。
お子さんたちは、「甘酸っぱくておいしかった」「自分でつくるともっとおいしい」などとたくさん感想を教えてくれました。
今月も調理の活動を予定しています。
調理活動をきっかけに食べることや食材に興味をもてるよう、お子さんたちと関わっていきます。
記:山根 佳奈