「椅子を持つ」「スプーンを使う」「トイレで排泄する」など日常生活の基本的なことでも、乳幼児期のお子さん達にとって初めてのことや慣れないことであることが多く、「どうやってやるんだろう?」から始まっています。

 

モンテッソーリ教育では、生活の中で行う基本的なことも活動の中に取り入れられています。

 

「手を洗う」ということは毎日行う基本的なことですが、「手を洗う」こともお子さんたちにとってどのように洗うことが丁寧な洗い方なのか最初は知りません。しかし、感染症予防などにも繋がる大切なことになります。

 

「手を洗う」という活動では、まず桶に水を注ぎ、水に手を浸してから石鹸で手を洗います。

 

 

洗い方も「手の平」「手の甲」「指の間」「指一つひとつ」「手首」という順番に洗います。

その後は、爪ブラシで爪の間を洗います。

 

 

手を洗った後は水で濯ぎ、手を拭きます。

 

 

お仕事では、日常生活の中で行っている基本的なことが活動に含まれており、好きな活動をお子さんが自己選択をして、自分で繰り返し何回でも取り組むことができます。

 

「こうやって手を洗うんだよ。」とお友達や年下のお子さんに伝え、肯定的に身の回りのことが身に付いていきます。

年上になった時には年下のお子さんに教えてあげる姿も見られ、時にはいつも以上にまるで保育者のように丁寧に手本を見せてくれるお子さんの姿も見られます。

 

自分で選んだこと、やりたいと思ったことからはお子さんに様々なことが育まれます。

普段の日常生活の中でもお子さんが主体的に物ごと取り組くんでいけるよう、肯定的な関わりを心掛けていきたいですね。

 

小町 拓也