最近、身のまわりのことに興味を持ち、意欲的に取り組もうとするお子さんの姿が増えました。園庭へ行く時間になると、保育教諭の声掛けのもと、自ら帽子・靴下・ベスト等を手に取ります。

 

靴下を履いている様子です。私たち大人は手で靴下を持ち、簡単に足を入れますが、お子さんにとってはこの”靴下を履く”ことも大変な作業です。靴下の履き口を広げて、自分のつま先を入れ、靴下を引っ張る等、、、と1つずつ細かくしてみると、指先の使い方、どこに力が必要なのか、どこが難しいのかがわかります。ぜひご家庭でもお子さんが取り組む様子を、じっくり見てみてください。

 

お子さんたちはベストのスナップボタンやチャックにも、興味を持っています。スナップボタンを付け外しする時の「ぱちん」という感触も楽しいようで、何度も脱ぎ着をしようとする姿も時折見られます。

 

靴箱から自分の靴を取り、足を入れようと頑張るお子さんの様子です。靴の中に足を押し込むことも、難しいですよね。1つひとつの手順を、丁寧に伝えながら、お子さんと関わっています。

 

「自分でできた!」という、お子さんの姿に出会える瞬間は、非常に嬉しいものですね。身辺の自立に向け、今後もお子さんと一緒に取り組んでいきます。

 

記:谷戸 沙耶佳