今週はふくろう組で行っている「お仕事」をご紹介します。

 

窓拭きのお仕事では、

窓に霧吹きを吹き付け、水切りで上から下に、水をきっていきます。

 

 

窓の水を切る時、お子さんは知らず知らずのうちに屈伸運動をしています。

このように、ふくろう組のお子さんたちは、工程や約束事がある中で

身体を動かす運動へと発達の段階を踏んでいく時期にいます。

 

お仕事には、日常生活の基本的な練習も含まれています。

 

 

これは、衣服を畳むお仕事です。

お子さんが畳みやすいよう机の上に置いています。

普段保護者の方や保育者が畳んでいる姿を見ているお子さんたち、

「自分でもやってみたい!」と意欲的に取り組んでいます。

 

ここは言語のコーナーです。

 

 

物の名前を知りたい気持ちが強くなります。

お子さんの言語の発達を促す活動に、絵カードを使った提供があります。

 

第一段階

「これはりんご」「これはバナナ」としっかりカードを指さしながら名前を伝えます。

保育者が「りんご」「バナナ」と名称を伝えると、模倣する姿が見られることもあります。

 

第二段階

「りんごはどれですか」「バナナはどれですか」とお子さんに尋ねます。

または、「りんごをください」と聞きます。

そうすることで、発語できない段階であったも、りんごのカードを指さしたり手渡してくれます。

 

第三段階

発語ができるようになると、「これは、何ですか?」とお子さんに問いかけます。

 

これは、『セガンの3段階レッスン』といいます。

フランスの医師、エドワード・セガンが精神的に発達の遅れた子ども達のために考案した方法です。

それをマリア・モンテッソーリがすべてのお子さんに活用して成果を上げました。

 

 

お仕事というと『ビーズを落とす』など椅子に座って行うもの、というイメージが大きいかもしれませんが、

このようにお子さんの発達や興味に合わせて様々なお仕事を準備しています。

お子さんが主体的・能動的に活動したくなる環境を整えています。

 

                                   ふくろう組 菊田 愛実