0歳から耳にした様々な音や言葉を、無意識的記憶で大量に溜め込み、

一気に溢れ出すのが3歳前後で、これを「言語の爆発期」といいます。

言葉にできることが嬉しくてたまらない、そのような時期の到来です。

 

お子さんからの「これなーに?」があまりに多いと逃げ出したくなることもあると

思いますが、この時期のお子さんは見た物の名前がわかることが嬉しくてたまらないのです。

物と名前が一致した瞬間、快感や、やる気を起こすドーパミンが出ているのです。

また4〜5歳になると原理、すなわち物事の成り立ちに興味を持つようになります。

「なんで?どうして?」と次から次へと質問がでてくる時期もきます。

この時の「なんでだろう?そうかわかった!」というこの体験こそが、

小学校から始まる勉強の原動力になるそうです。

 

このような時期に、たくさんの言葉を与えてあげたいと思いますが、

カードや写真で言葉を伝えたりする前に、実物(本物)を用いて

物の名前を伝えてあげると、よりそのものに対しての印象が強く残ります。

 

保育園でもキッチンさんからいただいた野菜を実際に見たり、触ったりして

五感でそのものを感じる経験をしています。

「つるつるしてる!」「ひげがはえてるね!」などと感じたことを

話したりしています。今回はキッチンさんからもらった野菜をスケッチブックに写生しました。

 

 

 

実物を見たままに写し取る写生は、そのものを想像しながら描くのとは

また違った楽しさがあるようです。

                                         くま組 阿部葉月