今回は、数教育の中にある「数字と玉」というお仕事を紹介します。

 

初めに、1〜10の数字カードを数字と数字の間隔が均等になるよう、

自分の手を間において並べます。

お子さんは、初めから数字が並べられているわけではないので、一から自分で数字を序列することに

困難性を感じますが、順番通りに並べることができるととても嬉しそうです。

 

数字が正しく並べられたら、数字の数のおはじきを「1,2」と数えながら手に取り、

数字カードの下に並べます。並べ方も決まっており、二列になるように並べていき、

一つ余ったら、中央に置きます。

(偶数の場合は常に二列に並び、奇数の場合は最後の一個が中央に置かれます。)

 

この日は、数字カードとおはじきを並べるところで終わりましたが、

次の日は、並べた後に別の活動を行いました。

並べ終えたら、右手の人差し指で数字の下からおはじきの間を、すっと線を引くように通します。

奇数は最後のおはじきのところでぶつかり、通りません。

偶数はぶつからないので下まで指を通すことができます。

「通らない」「通る」と言いながら1から10までを繰り返し、何回か試みる間に、

「通る」と「通らない」が交互になっていることに気づきます。

 

この活動を通して、1から10までの数の序列と数量の一致、奇数偶数の感覚的把握が

できるようになります。お子さんの小さな手には右手で一個ずつ数え、左手でしっかり握るうちに、

10個のおはじきは持ちきれないほどになります。

1個から10個へと数が増していくプロセスを実感を持って身体で学びます。

 

記:阿部葉月