先日、今年度最後のお茶のお稽古がありました。

 

お茶のお稽古をする際に大切にしている「和敬清寂」

普段聞き馴染みのない言葉ですが、一つひとつの漢字に意味が込められています。

 

「和」互いに心を開いて仲良くする

「敬」お互いに敬い合う

「清」清らかな心

「寂」静かな心

 

 

お茶のお稽古の際は、相手を思いやりながら丁寧に動作を行っていきます。

毎回、部屋の中に掛け軸で飾られているため、覚えているお子さんも多くいます。

 

また、掛け軸の他に、季節の花の絵が飾られています。

今回は「寒椿」だったのですが、中には「家の駐車場の後ろに咲いてた!」と話していたお子さんもいました。

 

初めてお茶を飲んだ際は「苦い...」と言い、残していたお子さんも、

少しずつ慣れ最後には「おいしかった!」と嬉しそうに教えてくれました。

最後はいつもより味の濃いお茶だったのですが、全員全て飲むことができました。

また、正座が難しく、足を崩してしまうお子さんもいましたが、

この一年で、姿勢を正しながら座ることができるようになりました。

 

 

お茶のお稽古では、普段とは違う表情を見せてくれるお子さんたち、

はるみ先生に教えてもらったことを忘れずに、小学校に行ってもお友だちを大切にしていきたいですね。

 

記:早川 きりり