モンテッソーリ教育には、『日常生活の練習』という活動があります。
これは、
・自分を観察し、その処理ができる
・身づくろいが上手になる
・生活の自立、自信獲得、運動の調節
を目的とする活動です。
今回は、着脱の様子を紹介します。
戸外遊びで十分身体を動かして遊んだ後は、着替えを行います。
4・5歳になると洋服の汚れ具合を観察し、着替えの判断を自分で行います。
これは、2・3歳のお子さんが、洋服を着替え終えた後、肌着をズボンの中にしまっている様子です。
少しずつ自分で肌着が出ていることに気付き、身だしなみを整える姿が見られます。
脱いだ衣服をリュックにしまうと、自分でロッカーのフックにかけています。
ロッカーの中が整っていると気持ちがいいですね。
2・3歳児のお子さんはまだ難しいこともありますが、一人ひとりに合わせて援助することで
自分で判断し、主体的、自発的に行動できるお子さんに育っていきます。
日常生活の活動を通し、お子さんたちは生活する手段を身につけ生活そのものを学んでいます。
しか組 池