ボールを落とす活動を紹介します。
かごに入ったボールを掴み、箱の中に落とします。
ボールを持ち、箱まで運ぶためには掴む感覚機能や握力、物の距離感の認知が必要です。
初めは保育者が分かりやすくゆっくりとお手本を見せ、使い方を伝えています。
また、お子さんが掴みやすい素材、形、大きさ、重さのボールを用意しています。
手のひら全体でボールを掴み、発達が進むと指先で掴めるようになります。
両手を使い、体重をかけて押しています。
ボールを片手で持ち、落とそうとしています。
上手に穴に押し込むことが難しかったお子さんも、何回も繰り返すなかでコツを掴み、
小さい穴にスムーズに入れられるようになっていきます。
落とすことができると嬉しそうな笑顔を見せてくれました。
りす組 大八木 美穂