日常生活の練習は、動く事を主体にしています。
指先と目が同時に働くことを「目と手の協応性」といいますが、子どもは見たら「つまもう」「そっと撫でてみよう」「ここに置こう」等と自分で目にした物に応じて考えながら身体を動かそうとします。ただ単に活動するのではなく、身体全体を使って活動する事で知性の働きが高められ、知る喜びが生じます。
[シール貼り]
[マンダラ]
[縫いさし]
日常生活の練習において、子どもはお母さんや周りの大人がしている事をしっかり見ようとしています。そして自分でやってみることで、練習を重ね、集中現象が起き、早く正しく出来るようになります。そこでついた集中力は必ずこれから先の学習や生活にも役立つようになります。
記:横島 加奈子