季節は、もうすっかり秋になりました。

子ども達は、秋ならではの自然や味覚に触れる体験を楽しんでいます。

森の子保育園の園庭に植えてある木の中に、「ザクロの木」があります。

そのザクロが食べごろになったので、収穫して子ども達と一緒に食べました。

ザクロを手にすると不思議そうに見つめたり、匂いを嗅いでみたりしていました。

ザクロを割って中の赤い実を手に取り一口食べてみると、

口をすぼませて身震いし「すっぱーい!!」と一言。

しかし、後引く美味しさだったようで「もういっこたべたい!」とリクエストしていました。

お友だちとも美味しさを共有したかったようで、「○○ちゃん、ザクロあげる!」

とザクロの実をお友達におすそ分けする姿も見られました。

 

新しい園庭の隅に、「しその実」があります。

このしその実は、手の平で潰すとしそのいい匂いがするのでお子さん達に人気です。

今日もいい香りを楽しんだ後、「せんせい、匂いかいでみて!」と言って

保育者の鼻に手を近付けて「いい匂いでしょー!」と嬉しそうでした。

 

現在は、テレビの大きな音、音の出るおもちゃ、味の濃い食べ物など、

「強くて大きい」刺激に囲まれて生活しています。

強い刺激は受け身で感じることが出来ますが、耳を澄ます、目を凝らす、

ほのかな香りを嗅ぐといった、弱い刺激を感じとるには努力が必要です。

五感を強く感じられるこの時期に、『本物を子ども達に体験させる』ことを

森の子保育園では大切にしています。

                              阿部葉月

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