「縫いさし」のお仕事についてご紹介します。
縫いさしで、布に好きなスパンコールやボタンを付けて、ポーチや腕輪を作ります。見本やお友逹が作った物を見て「作りたい。」と言うこともあります。
まずは自分で何を作るのかを決めます。
作るものが決まったら、スパンコールやボタン等を付ける場所に鉛筆で印を点で付けていきます。
付ける場所が決まったら針に糸を通します。針穴に糸を通す事が難しい場合は、様子に応じて援助しています。
次にスパンコールやボタンを付けます。
スパンコールとボタンを付けたら横を縫って完成です。
自分で作りたいと思った活動を最後までやり遂げようとすることで、完成した時の達成感が大きく、縫いさしを通して粘り強さも身に付いていきます。完成した物をお友達や保育者に見せたり、「ママとパパにも見せる。」と言ってお迎えの時に作った物を見せて満足そうにする姿も見られます。
最初はお子さん一人の力だけではできず、途中で諦めてしまうこともあります。しかし、自分で作りたいという思いから何回も挑戦しようとします。私たち大人は、お子さんたちの自分で取り組もうとした気持ちを受け止め、時に援助しながら自分の力でできるようにお子さんの成長を見守っています。 記:小町 拓也