朝のお仕事の時間に、玉ねぎの皮むきを行いました。

保育室の机に玉ねぎが置いてあることに気付くと、

「あ!たまねぎのかわむきしたい!」と言って素早く石鹸で手を洗っていました。

「ちゃいろいところだけむくんだよね!」「しろいところがたべられるんだよね!」

「おうちでもたまねぎたべたよ!」「いっぱいむいたらたべるところなくなっちゃうよ!」

など、玉ねぎ一つでも沢山のお話が出てきました。

年上のお兄さんが手伝ってあげる姿も見られました。

また、玉ねぎの根っこ付近の細かい皮も丁寧にむくお子さんの姿も見られました。

様々なお仕事を行い、指先の洗練がされているお子さんならではの姿ですね。

皮をむくだけでなく、実際に玉ねぎの白い部分の匂いをみんなで嗅いでみました。

「すっぱいにおいがする!」と嬉しそうに話していました。

また、前日に「葉っぱをよーく見ると線があるんだよ。その線は葉脈って言うんだよ。」と、

読み聞かせの絵本の内容にちなんだ話をしていたことを思い出したお子さんが、

「せんせい!たまねぎのかわにもせんがあるよ!」と発見していました。

 

実際のものに触れることで、映像や写真だけではわからないことに気が付き、

そのもののもつイメージや知識が広がります。

本物に触れる経験を、これからも保育の中に沢山取り入れていきます。

 

くまぐみ  阿部 葉月