今回は「絨毯の巻き伸ばし」というお仕事について紹介します。

 

幼児クラスへ行くと、絨毯を床に敷いて行うモンテッソーリのお仕事が多くあります。

たぬき組では、そのようなお仕事の前に、絨毯の巻き伸ばしを練習しています。

 

絨毯を伸ばすときには、絨毯の両端を持ち、少しずつ手首を前に出すようにのばしていきます。

反対に巻くときには、手首を手前から向こう側へ回すように巻いていきます。

このような動きの中で、運動を意識して調整する力や、集中力が養われます。

 

たぬき組のお子さんは、両手を同時に動かすことはまだ難しいものの、片手ずつ動かしてきれいに絨毯を巻くことができています。

うまく巻くことができないと、整った円柱状にはならず、絨毯立てに納まりません。

お子さん自身が、うまく巻けていないことに気付き、もう一度、保育者がお手伝いしながら巻いていきます。

 

 

きれいに巻けたこと・片付けられたことは1、2歳児のお子さんにも分かり、満足気な表情を見せてくれます。

 

                                       たぬき組  徳永 愛実