今日は言語活動の「砂文字」についてご紹介します。
表面がなめらかな板にひらがな文字がサンド・ペーパーでそれぞれ貼ってあります。
最初は一筆で書ける文字から始めます。
保育者が行なう様子を見てから行います。
人差し指と中指の2本指でなぞり、なぞり終えてから発音します。(「し」など)
文字に興味が出てきて書きたい欲求がでてきます。
この教具では文字から指が外れることで自分の間違いに気が付きます。
また保育者が書き順を示すことで筆順を学んでいきます。
別の日にも続きができるよう、また、自分がどこまで行なえたかを確認するためにもカードを使用しています。
3歳代の後半から4歳代の時期に興味が強く表れると言われています。
お子さんの興味が強く表れる時期を見逃さず提供できるよう努めていきます。
記:岩本稚英子