0歳から耳にした様々な音や言葉を、無意識的記憶で大量に溜め込み、

一気に溢れ出すのが3歳前後で、これを「言語の爆発期」といいます。

言葉にできることが嬉しくてたまらない、そのような時期の到来です。

 

お子さんからの「これなーに?」があまりに多いと逃げ出したくなることもあると

思いますが、この時期のお子さんは見た物の名前がわかることが嬉しくてたまらないのです。

物と名前が一致した瞬間、快感や、やる気を起こすドーパミンが出ているのです。

また4〜5歳になると原理、すなわち物事の成り立ちに興味を持つようになります。

「なんで?どうして?」と次から次へと質問がでてくる時期もきます。

この時の「なんでだろう?そうかわかった!」というこの体験こそが、

小学校から始まる勉強の原動力になるそうです。

 

このような時期に、たくさんの言葉を与えてあげたいと思いますが、

カードや写真で言葉を伝えたりする前に、実物(本物)を用いて

物の名前を伝えてあげると、よりそのものに対しての印象が強く残ります。

 

保育園でもキッチンさんからいただいた野菜を実際に見たり、触ったりして

五感でそのものを感じる経験をしています。

「つるつるしてる!」「ひげがはえてるね!」などと感じたことを

話したりしています。今回はキッチンさんからもらった野菜をスケッチブックに写生しました。

 

 

 

実物を見たままに写し取る写生は、そのものを想像しながら描くのとは

また違った楽しさがあるようです。

                                         くま組 阿部葉月

 


うさぎ組保育室の中にある微細教具の中の「引出し」をご紹介します。

 


 

穴の中にボールを入れると引出しの中に入り、取っ手を引っぱって引出しを開けるとボールを取り出すことが出来ます。

 

引出しの付いたボール落としや毛玉落としは、ボールを「落とす」こと、そして引出しを「開ける」という2つの動きの複合した活動となります。

落とした物が一時的に見えなくなってしまいますが、引出しを開けることで玉がそこに存在していることを確認できます。これにより子どもは「物の永続性」に気付くことが出来ます。

 

物の永続性とは、遮蔽物によって視界から一時的に消えたものが、存在し続けていると認識する能力のことです。

わたしたち大人は、例えばテーブルの上に置いてあるコップに布をかけて見えなくしたとしても、布の下にコップがあるということを認識しています。ですが、生まれたときからその能力が備わっているわけではなく、乳児期後半、大体生後8か月ごろから少しずつ獲得していくものであると言われています。

 

うさぎ組のお子さんたちも初めはボールが見えなくなってしまうと不思議そうに首をかしげていましたが、しばらくすると引出しの存在に気づき、何度も開け閉めしてはボールを取り出しています。

 

 

保育園では登園するとお父さま、お母さまと離れ姿が見えなくなってしまいますが、お迎え時にはまた、会うことができます。

永続性と同様に必ずお迎えに来てくれる安心感が日々の中でお子さんに根付き、泣かずに過ごすことができるのですね。

 

うさぎ組 小木曽梓

12月19日(水)、けいこ先生のリトミックを開催しました。

 

今回は、『森のクリスマス』のパネルシアターをしました。

自分の持っていた動物の名前を、けいこ先生の素敵な歌声に合わせて呼ばれると

嬉しそうに前に出てきて貼っていました。

またトナカイに変身し、ピアノに合わせて走りました。

 

もうすぐ、クリスマスですね。

サンタさん、来てくれるかな?

 

モンテッソーリが強調し続けた発達の重要な法則の一つに敏感期があります。

産まれてから3歳までは、無意識的に周りの環境を吸収する時期にいます。

この時期は、努力をしなくてもスポンジのように周りのものを吸収します。

たとえば『言語』、大人になってから新しい言語を習得するには、かなりの時間と努力を要します。

しかし、日本に生まれてきた子どもは、母国語の日本語を苦労なしに話せるようになります。

 

りす組の保育室には、お子さんが興味のある絵本を、取り出しやすいサックにいれて出しています。

そして、お子さんたちの興味や季節に合わせ定期的に絵本を入れ替えています。

絵を見たり、言葉を聞いたりして「楽しい言葉だな」「きれいな絵だな」「面白い形だな」等様々な刺激を得ることが出来ます。

また絵本の読み聞かせや、ページを一緒にめくることはお子さんたちとの大切なコミュニケーションの一つです。保育者が優しく読み聞かせることで安心感や心地よさを感じることが出来るため、声のトーンや大きさを工夫しながら読み聞かせを行っています。

そして簡単な言葉の繰り返しや模倣を通して発語を促していけるようにもしています。

 

最近のりす組のお子さんたちは、絵本を真似て「あーん」と言いながら食材を口に運んだり、「こんにちは」と言うとお辞儀をしたりする可愛らしい姿が見られるようになりました。

 

これからもお子さんの言語の発達を促すような環境を準備していきます。

                                           りす組 進藤彩

 

モンテッソーリの感覚教具、音感ベルについて紹介します。

 

 

音感ベルは音の聞き分けが出来る感覚を養い、音の違いを身体で体感し、

次第に「ドはこの音」「レはこっち」と耳で聞いて音階を理解していきます。

スティックは三本の指で持ち、適度な加減で手首を動かして鳴らします。

はじめは手首を使って鳴らすことに苦戦していたお子さんもいましたが、

繰り返し取り組むうちにスムーズに鳴らせるようになってきました。

 

 

15日のクリスマス発表会ではにじグループが音感ベルを用いて演奏します。

綺麗な音階となるよう日々練習を重ねてきました。

当日は是非耳を澄ませ、音感ベルの音色をお聞きください。

しかぐみ 池 美月

 

 

いよいよ、発表会まであと少しとなりました。

劇や合奏も少しずつ形になってきました。

日々の練習の中で、個々の成長や集団の中で団結する姿が見られます。

 

そんなお子さんの頑張っている姿を見たとき、どんな言葉をかけますか?

 

 

保育園では純粋に行動に対する称賛を伝えています。

しかし、褒めることが、知らず知らずに子どもの気持ちを

コントロールすることにならないように気を付けています。

『褒められること』は自分を認められていると感じ自己肯定感が高まります。

 

クリスマス発表会の本番まであと一週間です。

子ども達は、一生懸命練習に取り組んでいます。

当日は、大勢の保護者の前で立派な姿を見せてくれることでしょう。

その時は、十分に『褒めて』あげてください。

 

私たちも、お子さんの一生懸命取り組む姿を温かく見守っていきます。

                       

                       きつね組 渋谷 加奈子

たぬき組のお子さんは、少しずつ身の回りのことを

自分でやろうとする姿が増えてきました。

今回は、『衣服の畳み方』についてご紹介します。
お子さん達は戸外遊びから帰ってくると、新しい衣服に着替えます。
そして、着ていた衣服を畳みます。
これは、ズボンを畳む様子です。
指先を使いながら端と端をそろえています。
次は、上衣を畳む様子です。
1・衣服を広げる
2・袖を身ごろに畳んでしまう
3・下から上に畳む
4・左右に半分畳む
これは折り紙の要領になっているので、お子さんでも分かりやすいようです。
また、1歳は衣類を小さくする感覚、2歳児は半分にする感覚が身に付くと
言われています。初めは、「できない」「分からない」と援助を求める
お子さんもいましたが、少しずつ畳めるようになってきました。
 
                         原山 美咲

オヤコノ会

 

園庭に素敵な花壇ができました。

 

子ども達もたくさん手伝ってくれました。

「どこにする?」

「もう少し離したほうがいいよ。」

綺麗なパンジーを植えました。

最後にお水をあげて…完成です。

とっても素敵な花壇ができました。

あいている部分には、チューリップの球根を植えました。

卒園式に可愛いお花が咲くと良いですね。

 

今日もお父さんの偉大さを感じました。ありがとうございます。

幼児クラスのお友達、これからお花のみずやりをお願いします。

 

お母さんたちは、発表会の小道具作りを手伝ってくださいました。

ありがとうございます。こっそり写真を撮ってしまいました。

本番まであと少し、練習頑張ります!

園庭に赤い屋根の東屋ができます。

来週には完成しそうです。

森の子保育園の園庭に、また新しい遊び場ができました。

たくさんの木の実の落ちているエリアです。

子ども達のどんな遊びが展開されるのか、楽しみです。

 

                   今村 好子


 

 

 

 

今回は、四桁の四則の計算を数の量を表すビーズや、数詞を表す数字カードを使って行う

「銀行ごっこ」を紹介します。

四桁の四則計算は、一見難しいように思いますが、

工夫されたモンテッソーリの教具を使って、細かいステップで系統だったプログラムを踏むと、

わずか5歳の子どもでも、遊びの延長のように楽しく活動することが出来ます。

 

今回は子どもたちの希望で引き算の銀行ごっこを行いました。

始めは銀行ごっこのセッティングを「わたしは数字カード並べるね。」

「わたしは、絨毯敷くね。」などと分担して行っていたお子さん達。

セッティングが終わると、保育者との言った数と同じ数字カードやビーズを

持ってきたりしながら銀行ごっこが始まります。

 

教師用として、大きいお盆にひかれる数のビーズを用意し、相当する数を大きい数字カードで作ります。

 

 

子ども用に、引く数を小さい数字カードで用意し、お子さんは、教師のお盆から

自分のカードの数分だけビーズを取ります。

 

全員が自分のカード分のビーズを取った後、教師のお盆に残ったビーズの数が答えとなります。

銀行ごっこは答えがあっていることが一番ではなく、

四則の計算の概念を身体を使って分かることが大切です。

 

身体を動かすことが大好きなお子さんたちにとって、

お盆に入れたビーズを三人が持ち寄る時に、重いお盆を

中身をこぼさないように持ち運ぶこと自体が楽しさの一つでもあります。

 

数の教具を使いながら、数の原理を理解し、数への親しみを深めていけたらと思います。

 

記:阿部葉月

 肌に触れる風がだんだんと冷たく感じるようになってきました。

ふくろう組のお子さんは少しずつできることが増え、「じぶんで!」という自我が出てきています。

 

これはベストを着用している様子です。

 

その日の気温や一人ひとりのお子さんの体調に合わせてベストを着用しています。

ベストを着るだけでも「自分のベストを取る」「表裏を判断する」「手を通す」

「チャックやボタンを留める」等の工程があります。お子さんによってできることが違うため、

一人ひとりの発達に合わせて適切な援助をし、子ども自身の自主性を大切にしながら

関わっています。その中でお子さんの「できた!」という経験を大切にするために

援助しすぎず時に「見守る保育」を心掛けています。

 

 また、チャックやボタンの練習ができるよう発達を促すお仕事を取り入れています。

初めは保育者がお手本を見せやり方を伝えたり、一緒に手を添えて行い感覚が掴めるようにしています。

 

 

 

上手にできると「できた!」満足気に教えてくれました。

 

これからもお子さんの「がんばってみよう」という気持ちや「できた」という経験を大切にしながら

自立へのお手伝いをしていきます。  

                                               ふくろう組 大八木 美穂