朝のお仕事の時間に、玉ねぎの皮むきを行いました。

保育室の机に玉ねぎが置いてあることに気付くと、

「あ!たまねぎのかわむきしたい!」と言って素早く石鹸で手を洗っていました。

「ちゃいろいところだけむくんだよね!」「しろいところがたべられるんだよね!」

「おうちでもたまねぎたべたよ!」「いっぱいむいたらたべるところなくなっちゃうよ!」

など、玉ねぎ一つでも沢山のお話が出てきました。

年上のお兄さんが手伝ってあげる姿も見られました。

また、玉ねぎの根っこ付近の細かい皮も丁寧にむくお子さんの姿も見られました。

様々なお仕事を行い、指先の洗練がされているお子さんならではの姿ですね。

皮をむくだけでなく、実際に玉ねぎの白い部分の匂いをみんなで嗅いでみました。

「すっぱいにおいがする!」と嬉しそうに話していました。

また、前日に「葉っぱをよーく見ると線があるんだよ。その線は葉脈って言うんだよ。」と、

読み聞かせの絵本の内容にちなんだ話をしていたことを思い出したお子さんが、

「せんせい!たまねぎのかわにもせんがあるよ!」と発見していました。

 

実際のものに触れることで、映像や写真だけではわからないことに気が付き、

そのもののもつイメージや知識が広がります。

本物に触れる経験を、これからも保育の中に沢山取り入れていきます。

 

くまぐみ  阿部 葉月

 


うさぎ組のお子さんは最近、身の回りのことに興味を持ち、「じぶんで!」と意欲を持って取り組もうとする姿がたくさん見られるようになってきました。

 

戸外に出るとまずは靴箱から自分の靴を取り出します。靴箱には自分の顔写真が貼ってあるので、しっかりと自分の靴を見つけて持ってきたり、片付けることが出来るようになってきました。

 

 

ベンチに腰掛けるとまずは靴のマジックテープをはがします。普段から行っている微細活動で指先の動きが洗練され、

しっかりと指先でつかんでんではがすことが出来るようになりました。

 

 

 

次に靴の中につま先からかかとを入れます。靴のかかとを踏んでしまったり、靴が横に倒れてしまったりとなかなか上手くいかず、「んー!」と悔しそうにしながらも、足がすっぽりとおさまると「できた!」と目をキラキラさせて拍手したりと嬉しそうなお子さんたちです。

 

 

 

 

 

最後に「ぺったん」とマジックテープを付け、自分で靴を履くことが出来ました!

 

 

 

もちろん出来ない部分はお手伝いしながら、出来る部分は自分で取り組み、喜びや達成感を味わうことが出来るようにしています。

自分で出来ることが少しずつ増えています。

ご家庭でもぜひ一緒に取り組んでみてください。   

  うさぎ組     小木曽 梓

早いもので、最後のお稽古になりました。

今日は、今までのお作法を確認しながら『ありがとうお茶会』に向けて練習をしました。

 

まずは、気持ちを落ち着けてご挨拶。

はるみ先生より、お抹茶が入ったお茶碗を受け取ります。

左手でしっかり受けて、こぼさないように慎重に持ちます。

縁は踏みません。

「どうぞ、お召し上がりください。」

「頂戴いたします。」

自分で作ったお茶碗で練習をしました。真剣に拝見をしています。

「お下げいたします。」

「ごちそうさまでした。」

最後のお稽古、子ども達の楽しみにしているお菓子は

お茶席で出される代表的な『和三盆』でした。

和三盆は、繊細で口に入れるとアッという間に溶けてしまいますが、

可愛らしい形で、目も楽しませてくれます。

子ども達は、始めは苦そうな表情をしながらお抹茶を飲んでいましたが

今では「おいしい!」と嬉しそうに飲んでくれています。

 

『思いやりの心』を基本に、この1年お茶の活動をしてきました。

ひかりグループの子ども達は、もうすぐ小学生になります。

新たな環境でも『思いやりの心』を忘れずに、大きく羽ばたいてほしいと思います。

                    

               今村 好子

 

 

 

 

雨予報でしたがお子さんたちの願いが通じたのか、晴れ予報に変わり、

気持ちの良い気候の中マラソン大会を行うことが出来ました。

 

開会式、準備体操を終え「最後まで走りきるぞー!おー!」と皆で気合を入れました。

 

始めにかぜグループさんからスタート!!

園庭と、園舎周りを5周(約1キロ)しました。

 

マラソンの練習をはじめてまだ一ヶ月でしたが、どのお子さんも一生懸命走り、

途中で止まったり歩いたりしながらも最後まで走りきることが出来ました。

 

ひかりグループさんは最後のマラソン大会!

スタートラインに立ったお子さん達の目は真剣そのもの。

「1位になる!」「メダルを取る!」と気合も十分でした。

ひかりグループは園庭と園舎周りを10周(約2キロ)しました。

 

走るフォーム、走るスピードはさすがひかりグループさん!!

そら、にじグループさんも保育室前のテラスから「○○くん(○○ちゃん)がんばれー!!」

とたくさん応援してくれました。

 

毎回の練習の度色々なドラマがあり、当日はどんな走りを見せてくれるかな?と
思っていましたが、一人ひとりが頑張って最後までゴールすることができました!
転んで涙を流す子、、、1位がとれずに悔し涙を流す子、、、と様々な姿が見られました。

今回の悔しかった経験や嬉しかった経験は、一人一人のお子さんの力となり、

また一つ成長できたのではないでしょうか。

メダルや賞状を受け取ると、何度も賞状の内容を読んだり、「やったー!」と

お友達と見せ合ったりなどする姿が見られました。

 

記:阿部葉月

 

 

今回は数教育の一つ、たし算のへびあそびというお仕事を紹介します。

この教具は10を構成する全ての組み合わせに親しむ、色々なたし算の組み合わせを経験するなどの目的があります。

 

紙に書いてある数字の順に色ビーズを箱から出し、机にジグザグにへびのように並べます。

 

 

へび状に並べた色ビーズの端から切符で一つずつ区切りながら数え、10個のビーズを数えたら、

10の金ビーズ1個を箱から取って横に置きます。残りの指で数えたビーズを黒白ビーズに交換し、

色ビーズは空箱に入れます。これを繰り返し、最後のビーズまで行います。

 

 

最後に確かめとして金ビーズ、交換した色ビーズを縦に並べます。

金ビーズの数と色ビーズの数が同じであれば答えが合っていることとなります。

正解は、教具が教えてくれます。

 

モンテッソーリ教育においては、それぞれの教具に

子どもが誤りに気付いて訂正できるような配慮がなされています。

 

しか組 池 美月      

 

今回は『切る』お仕事をご紹介します。

 

これは指先の機能の洗練、集中力、意識的運動を促すお仕事です。

『切る』お仕事にはハサミを使用するのですが、

ハサミは指先に力を入れ、開く、閉じるの動作が必要になってきます。

その為、ハサミを使用する前段階として、

ピンセットやトングを用いた開け移しのお仕事に取り組んでいます。

スムーズに開閉できるようになってからハサミを使用します。

 

 

まずは1回切りです。

短冊状の用紙を切ります。

切る動作が身に付いてきたら、線が書いてある用紙を切ります。

次は2回切り、直線切りです。

線に沿って切ります。

直線切りを用いた時計の用紙はお子さんに大人気で、

切り終えると嬉しそうに身に付けています。

線からはみ出ると、自ら気付き訂正する姿が見られます。

 

 

 

次は曲線切り、点で止める、円や四角等の図形にも挑戦しています。

 

 

出来上がったら袋に入れ、片付けます。

お子さんがお家に持ち帰った際には、ぜひご覧ください。

 

 

盒供“香

 

 

今日は『すくう』お仕事をご紹介します。

これは指先の洗練・力の調節・バランス感覚・食具の持ち方等の

発達を促すお仕事です。

 

 このお仕事は入れ物に入っている物をスプーンですくい、移し替えます。

スプーンを正しく持てるようになるまでには発達段階があります。

〈上手持ち〉

 

                                                              ↓

 

〈下手持ち〉

 

                               ↓

 

〈鉛筆持ち〉

すくった物を落とさないようバランスを保ちながらゆっくりと移し替えています。

全部移し替えると「できた!」と満足気な表情をしていました。

 

 お子さんによって個人差があるため、一人ひとりの発達段階に合った使い方を

勧め、お子さんが自発的に自らやりたいと思えるような素材選びや提供方法を

考え難易度の違う物を用意しています。

日常生活で必要な身体の動きをお仕事の中に取り入れることで、自然にできることが

増えていきます。

          

                                                                                         大八木 美穂

 

 

 

 

言語教育の分野の中にある「五十音並べ」というお仕事を紹介します。

 

まずは絨毯に見本を上にして置きます。

 

 

始めは文字をバラバラにします。

保育者が見本の板を指さし「これと同じものは?」と聞き、お子さんが自分で並べ直します。

並べることができたら一緒に一文字ずつ発音して確認します。

 

 

次はお子さんが一人で文字の書いてある見本を見ながら並べ、一緒に読んで確認します。

何度か繰り返すことで文字の音や五十音の並びを覚えていきます。

 

 

モンテッソーリの言語教育は聞くことから始まります。平仮名の音を伝える「五十音並べ」というお仕事は、書くための間接準備になります。

お子さんは周りに言葉の存在があれば、それを聞き取り吸収します。

 

文字を読んだりできるようになることはお子さんの自信に繋がります。また、文字を知ることでこれまでの何倍もの知識を吸収していくことができるようになり、活動の幅が広がっていきます。

 

きつね組 小町 拓也

茶道は、雑な動作を行うと失敗します。

今日も、ありがとうお茶会に向けて、慎重にお茶をお運びする練習をしました。

子ども達は、『縁をふまない』など様々な作法を念頭に置きながらお運びをしていました。

 

茶道には、様々な作法があります。

例えば『茶碗を回す』のはなぜでしょう。

茶碗には、顔となる『正面』があります。

茶碗を回すのは、その正面を客に向けてお出しするためです。

頂いた客は謙虚な心で、『正面』から頂くことを避けるために、再び茶碗を回します。

この事から、重要なのはお茶碗を回す回数ではなく、

お茶をお出しする方の気持ちにどう応えるか、ということです。

『お茶の心』、それは『思いやりの心』です。

 

今村 好子

 

 

 

 

 

 

 今回は言語教育の分野の中にある、「絵合わせのカード」というお仕事を紹介します。

 

「絵合わせのカード」は、語彙の拡充を目的としています。

上手に話せるためには、まず知っている言葉の数を増やすことから

始めることが大切です。子ども達が興味を引くような絵や写真がカードになっているので、

子ども達も楽しみながら様々な言葉を覚えていきます。

 

始めに、名前付きのカードを一枚ずつ子どもと見ながら「見たことある?」と

聞いたり、一枚のカードごとに短い会話を楽しみながら、横一列に並べていきます。

 

次に、名前なしのカードを出して、一枚ずつ先ほど並べたカードの中から同じ絵を探して、

そのカードの下へ並べマッチングしていきます。

 

何回か繰り返した後や、年齢の少し高い子どもには、名前だけのカードも使って、同一性を探します。

 

実際に、実物や写真を見ながら名称を伝える際には、「セガン(名称)の三段階」という

練習方法で言葉を与えていきます。

第一段階は、「これは○○」のように、物と名前を結びつけます。

第二段階は、再認識の段階です。「○○はどれ?」などと尋ねます。

第三段階は、「これは何?」と尋ね、正しく記憶されたか確認します。

 

このように、絵合わせのカードや実物のものを見ながら、

知っている言葉の数を増やし、表現の幅を広げていきます。

 

くま組 阿部 葉月