季節はすっかり秋になりました。

 

園庭や、お散歩で行く”プリンスの森”には、たくさんのどんぐりが落ちています。

夢中で拾い集めると、保育教諭に見せてくれるお子さんたち。

「まあるいの」「ちっちゃいのあったよ」とどんぐりの形が様々あることにも気づいたようです。

 

 

牛乳パックで作ったバッグを用意すると、たくさん入れて

「こんなにあったよ」と見せてくれるお子さんもいました。

 

 

 

どんぐりは園に持って帰ってきたので、

制作や遊びなど、どんな楽しいことに使えるか考えています。

 

もう少し季節が進むと、落ち葉がたくさん落ちてくる季節になります。

その季節ならではの自然体験を、お子さんたちと楽しんでいきます。

 

菊田 愛実

運動会も無事終わり、先日はきつね組で久しぶりに散歩に行きました。

今回は、秋の遠足に向けて歩く練習も兼ね、ブルーベリー公園まで行きました。

 

久しぶりだったため、園外に出る前に交通ルールをお子さんたちと一緒に確認していきます。

車が来たらどうするか、横断歩道を渡る時はどうするか等、

お子さん自身が考えながら、散歩が行えるよう促しています。

 

 

にじグループのお子さんは、初めて向かう場所でしたが、

かぜ、ひかりグループのお子さんたちが頼もしくリードしてくれました。

歩いている距離が空くと、自ら気付き距離を縮めるお子さんもいました。

 

 

ブルーベリー公園では、「鬼ごっこ」や「だるまさんがころんだ」など

思いっきり身体を動かしていました。

また、どんぐりを見つけたお子さんは「こども園のより少し小さいね」などと

秋ならではの発見をすることができました。

 

 

年度初めに比べ、体力も付きしっかりとした足取りで歩いていたお子さん達、

秋の遠足が楽しみです。

 

 

記:早川 きりり

戸外遊び後の着替えの様子を紹介します。

 

戸外遊び後の流れが身についてきているお子さんたちは、手洗い、排泄、着替えに自分から取り組んだり、お友だちの姿を見て一緒に取り組んだりしています。

カゴを自分で持ってくると、必要な衣服を取り出します。

 

「あってる?」「こう?」と、前後を確認しながら意欲的に取り組む姿が見られます。難しくなると「やってください」「手伝ってください」と、言葉で伝えられるようになってきました。片方を援助してもらったり、手を添えてもらったりすることで、難しいときにも、自分で取り組もうとしています。

 

着替え後は、衣服を畳んで袋に入れています。保育教諭が畳んでいる姿を真似て、お子さん自身でも畳めるようになってきました。「はんぶんこする」と、端と端をそろえて畳もうとするお子さんたちです。

 

衣服を脱ぐ、着る、履く、畳む、片付ける等、自分でできることが増えてきているお子さんたちです。見守りと援助により、できた経験を重ね、達成感や自信につながるようにしていきます。

 

記:飯島菜月

 

最近は、身の回りのことに興味を持ち、意欲的に取り組もうとする姿が見られます。

自分でできることが増えてきた、うさぎ組のお子さんたちの様子をご紹介します。

 

これは、戸外に出る際の身支度をしている様子です。

まずは、靴下や帽子入れから、自分の靴下や帽子を探します。

自分の物だけでなく、お友だちの物も分かるようになり、お友だちに手渡す姿も多く見られます。

 

初めは、靴下を履いたり、帽子を被ったりすることが難しいお子さんも、保育教諭が手を添えながら方法を伝えることで

自分で帽子を頭に乗せたり、靴下をつま先に当てたり等、動きを真似ようとします。

また、靴下は履き口を広げて履くため、お仕事の時間に指先を促すお仕事も提供しています。

 

自分でできると、「できた!」と拍手をしたり、笑顔を見せたりするお子さんたちです。

全て保育教諭が援助するのではなく、お子さんたちの様子に合わせて援助をしています。

「自分で!」と意欲的に取り組む姿を見守ることも大切ですね。

 

これからもお子さんたちの「自分でやりたい」という気持ちを大切に、丁寧に関わっていきます。

 

記:山口 千優希

 

 


暑さが少しずつおさまり、秋の陽気を感じる日が増えました。園の絵本の部屋にも、たくさんの絵本があります。ぜひ、お子さんと一緒に「読書の秋」を楽しんでください。

10月の月刊誌を紹介します。

こどものとも012

「かくれているのは だあれ」

こみね ゆら 作

 

「かくれているのは だあれ?」「みーつけた」等と、優しい言葉で綴られています。次に出てくるのは誰かな…?とページをめくるのが、わくわくしますね。

 

こどものとも 年中向き

「むれれれれ」

中垣 ゆたか 作

 

題名と表紙の絵から、どんな絵本なのだろうと、どきどきしてきますね。1ページごとに、様々な “群れ” が出てきます。群れの中の一つひとつが、違う色や表情をしており、内容はもちろん、絵にもたくさんの発見がある1冊です。

 

 

図書係 谷戸 沙耶佳

 

かぜグループのお子さんたちと園庭のぶどうを使って、ぶどうジュース作りを行いました。

 

ジュース作りの主な材料をクイズにして尋ねてみると、「ぶどう!」「水!」と、ここまでは順調でした。

次に、ジュースを作るために必要な白い調味料を答えてほしいのですが、返ってきた答えは「しお!」でした。

「塩は、お料理によく使うけれど、お菓子やジュースは甘いよね。」と話すと「さとう!」と正解がでてきて一安心。

しょっぱいぶどうジュースになってしまったら大変です。

 

 

 

ぶどうは、フォークの背を使って潰しました。

皮が厚く、少しかたいぶどうに初めは苦戦し、「かたくて難しい」と言っていたお子さんも、「1粒ずつ潰すとうまくいくよ。」と声をかけると「できた!楽しい!」と意欲的に行っていました。

 

 

ザルでこした果汁を煮詰めます。

鍋に触れないよう、へらを上から持ち優しくかき混ぜます。

お子さんたちはどの作業も興味深そうにじっと見つめ、調理の過程を観察していました。

 

 

完成したぶどうジュースは、おやつの時間にみんなで美味しくいただきました。

お子さんたちは、「甘酸っぱくておいしかった」「自分でつくるともっとおいしい」などとたくさん感想を教えてくれました。

今月も調理の活動を予定しています。

調理活動をきっかけに食べることや食材に興味をもてるよう、お子さんたちと関わっていきます。

 

記:山根 佳奈

 

9月のリズムkidsの様子をご紹介します。

まだまだ日中は暑さが残っていますが、冬の発表会に向けての取り組みが始まりました。

まずは曲に楽しく触れることを目標にしています。

 

【にじグループ】

お休みの8月の間に、運動会練習で集まって活動する機会も増え、お友だちとの活動に参加することへ楽しさを感じられるようになってきました。

「お話を聞くのが上手になりましたね」と講師のけいこ先生も、お子さんたちの成長に驚かれていました。

にじグループは「ドレミのうた」を歌います。歌詞や、音の高さの変化をイラストで見ています。

「ドーナツ!」「レモン!」と元気に声を出しながら、一つずつ音階と出てくる歌詞のイメージをつなげています。

 

【かぜグループ】

「ゆ〜ら、ゆ〜ら」と左右に腕を振り、リズムをとっています。

初めての動きだったので、まずはけいこ先生のお手本を見ながら、腕だけで行いました。

この後、2人組を作り、向き合って手をつないでピアノに合わせてみました。

かぜグループは「あわてんぼうのサンタクロース」を演奏します。

歌詞の「チャチャチャ」「ドンドンドン」などに合わせ、様々な種類の楽器へ挑戦します。

鈴、カスタネット、タンブリンとそれぞれの楽器の持ち方や音の鳴らし方を教わりました。

どのお子さんも楽器を手に取ると、「楽しそう!」と期待溢れる表情が印象的でした。

 

【ひかりグループ】

ひかりグループは合唱「手をつなごう」、合奏「そりすべり」を行います。

「手をつなごう」は1回目の活動で歌ってみると、翌週には早速覚えてサビ部分を歌うお子さんもいました。

写真は「そりすべり」の階名を声に出している場面です。

歌うことに慣れてから、ハンドベルを持ち演奏しています。

自分の担当する音と、曲のタイミングを合わせることがまだまだ難しいですが、真剣な表情で取り組んでいました。

「今鳴らすんだよ」と、隣の友だちが気付かせて教えてくれる姿も見られました。

 

楽器のもつ音の美しさや、演奏することの楽しさを感じられるよう、活動を進めてまいります。

記:小椋 未来

 

 

りす組のお子さんたちも微細活動に興味を持ち始めてきたので、9月から環境を変えてお仕事スペースを作りました。

 

 

 

 

 

 

こちらの写真は落とすお仕事をしているところです。

指先を使って摘まみ、穴に落とすことを集中して行っています。

指先を使うことで、脳や神経の発達を促すのに効果的だと言われています。

 

 

こちらの写真はピック刺しというお仕事です。

小さな穴にピックを刺していき、全て埋まると「できた!」と拍手をして喜んでいるお子さんです。

小さな成功体験を重ねる事は自分への信頼、自己肯定感を高めることに繋がります。

 

 

これからもお子さんたちの発達に合った教具を用意し、「できた」という達成感が持てるように日々関わっていきます。

 

記:篠原菜々

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月のわんぱくkidsの様子をお伝えします。

運動会へ向けて徒競走の練習がメインとなりました。

 

 

〈にじグループ〉

初めは、線の内側を走ってしまうことが多かったにじグループですが、練習を重ねるとコースを守って走れるようになりました。

運動会に向けて、名前を呼ばれたら返事をする練習も行いました。

少し照れくさそうに返事をするお子さんや、元気いっぱいに返事をするお子さんと様々でした。

本番は、どんな返事がきけるのか楽しみです。

 

 

 

〈かぜグループ〉

かぜグループさんは、順位に関わらず最後まで全力で走ることを目標にしています。

練習では転倒した後もすぐに立ち上がり、ゴールしたお子さんがいました。

周りのお友だちが、自然と「がんばれ!最後まであきらめないで」と声援を送る姿に成長を感じました。

 

2枚目の写真は、整列の様子です。

お子さんたちにとって「前へならえ」はなかなか難しいようで、4月から練習してきました。

合図の後にさっとお友だちにぶつからないように真っ直ぐ並ぶため、「さがってね」と声をかけて調整します。

 

 

〈ひかりグループ〉

身体も大きくなり、迫力ある徒競走をみせてくれるひかりグループです。

スタート前の表情は真剣そのものです。

勝負に敗れ、チャンピオンの子に「はやかったね、すごいよ!」と声をかける姿を見かけました。

自分も1番になりたかったはずなのに、友だちに称賛の言葉をかけるとは、さすがひかりグループだと感動しました。

 

 

 

どの学年のお子さんたちも運動会を楽しみにしています。

たくさんのご声援、よろしくお願いします。

 

記:山根 佳奈

今月のECCの様子をご紹介します。

 

パトリック先生とのECCが大好きなお子さんたちです。

簡単な英語の質問を聞き取ることができるようになり、「イエス!」「オッケー!」など

元気に返事をするお子さんたちです。

今月は、天気や月の名前、秋の動植物の英単語を手遊びや音楽に合わせて発音しました。

英単語を耳で聞き取り、上手に真似て発音するお子さんたち。

「エーコン(どんぐり)」「ドラゴンフライ(とんぼ)」と

ジェスチャーを交えて発音していました。

 

王様、王女様、魔女、王子、お姫様の英単語を教えてもらった後、

そのキャラクターが出てくる絵本を読んでもらいました。

英語のお話ですが、絵やパトリック先生の表情を見ながら

最後まで集中して見ていたお子さんたちです。

9月末には、ヘザー先生とのECCもありました。

初めての先生ということで、始めは緊張気味のお子さんたちでしたが、

いつもパトリック先生と行っている「挨拶の歌」の曲がかかると

安心したようで、その後からはどのお子さんも楽しんで参加していました。

前回パトリック先生と行った手遊びを覚えているお子さんが多く、

ヘザー先生が言う前に、「ドラゴンフライ!」と発音していました。

来月のECCも今から楽しみにしているお子さんたちです。

 

記:阿部 葉月