モンテッソーリ教育には、『日常生活の練習』という活動があります。

 

これは、

・自分を観察し、その処理ができる

・身づくろいが上手になる

・生活の自立、自信獲得、運動の調節

 を目的とする活動です。

 

今回は、着脱の様子を紹介します。

戸外遊びで十分身体を動かして遊んだ後は、着替えを行います。

4・5歳になると洋服の汚れ具合を観察し、着替えの判断を自分で行います。

 

これは、2・3歳のお子さんが、洋服を着替え終えた後、肌着をズボンの中にしまっている様子です。

少しずつ自分で肌着が出ていることに気付き、身だしなみを整える姿が見られます。

 

 

脱いだ衣服をリュックにしまうと、自分でロッカーのフックにかけています。

ロッカーの中が整っていると気持ちがいいですね。

 

 

2・3歳児のお子さんはまだ難しいこともありますが、一人ひとりに合わせて援助することで

自分で判断し、主体的、自発的に行動できるお子さんに育っていきます。

 

日常生活の活動を通し、お子さんたちは生活する手段を身につけ生活そのものを学んでいます。

                              しか組 池 

 

 

お仕事の時間や自由遊びの時間に行っている

「お絵かき」について紹介します。

 

何気なくしているように見えるお絵かきですが、

発達がよく見て取れるものでもあります。

たぬき組には1歳児・2歳児のお子さんが在籍しているので

その違いも見て取れます。

 

こちらは1歳児のお子さんがなぐり描きをしている様子です。

最初は手首を使って、「トントン」とたくさんの点を描く様子が見られました。

次の段階になると肘を使い線が描けるようになってきます。

縦や横、徐々に長い線を描くようになっていきます。

 

 

 

こちらの写真は2歳児のお子さんです。

動きを目で追いながら描くことが出来るため、始まりと終わりが分かる丸を描くようになります。

段々と始まりと終わりの点を繋げて上手な丸が描けるようになってきます。

 

 

丸の中に目や口を描いて、顔を描いていますね。

 

 

また、3歳ごろになると線や点にも意味を持つようになり

描いたものに名前をつけ、「これはママだよ。」「これは犬。」

などとイメージして描けるようになります。

 

お子さんの発達にとって必要なものであることを理解すれば、

「せっかくの紙にぐちゃぐちゃに描くなんてもったいない」とは思えませんね。

 

保育園でもお子さんの発達にとって大切な殴り描きを

充分にできる環境を整えています。

 

先日、とても大きな台風がきました。

月曜日の朝、保育園を見回ると

ビワの木が倒れそうになっていました。

そこで、今週末の台風に備えて、野口さんにビワの木の添え木をして頂きました。

 

 

添え木の様子を見に行くと、秋の可愛いお花を発見しました。

 

 

チェリーセージ。

代表的なのは『ホットリップス』。赤と白のツートンカラーの品種です。

唇をイメージしているそうです。

子ども達が、なぜか『かたつむり!』と呼んでいます。

 

 

シュウメイギク(秋明菊)です。

花言葉は、『淡い思い』です。

名前に『菊』の言葉が使われていますが、実は『菊』ではなく

キンポウゲ科のアネモネの仲間だそうです。

シュウメイギクは、道端に沢山咲いていますので、探してみてください。

 

新しい園庭には、秋のお花がたくさん咲いています。

今年は酷暑でした。最近、やっと過ごしやすくなってきました。

秋の気配を感じられる園庭には、今日も子ども達の元気な声が響いています。

 

                    今村  好子

 

 

 子ども達は、保育園で過ごす中で、身の回りのことが自分で出来るようになってきます。

 その中の一つが『手洗い』です。『手洗い』は感染症を予防し、日々健康的に過ごすために

 欠かすことのできない生活習慣です。

 

 1、2歳児は手の甲や指先を自ら意識して洗うことは難しいため、丁寧に洗うことできるよう

 保育者がお手本を見せて一緒に洗っています。

 

きれいに洗うことができると「ピカピカ!」と満足気に手の平を見せてくれるお子さんもいます。

 

 これから感染症が流行る季節となります。日頃から丁寧な手洗いを心掛けていきます。

 

                             ふくろう組 大八木 美穂

 

朝のお仕事の様子です。

 

このようにお子さんが静かに、教具と一体になって集中することを『集中現象』といいます。

この集中現象こそが、お子さんの精神の落ち着きに繋がっています。

集中現象にある子どもは、全ての意識が目の前の教具に向かっています。

自分の中にある雑念や思考がクリアになり心が静かになります。

 

 

お仕事を満足するまでやりきった後は、心も身体もとても落ち着いています。

 

                           きつね組 渋谷  

子どもはいつでも五感をフルに働かせています.

はじめは視覚から興味を持ちます。

今回は感覚教育の中の視覚の分野に含まれる、「三項式の立方」を紹介します。

 

この教具は、立方の箱の中に、三項式の立方が積めるように作られた立方体3個と直方体24個が入っています。

立体の面の色と形を合わせることで、立方体を構成する感覚教具で、算数理解への準備が目的です。

 

初めの頃は、同じ形、同じ大きさの立体をグループに分け並べてから箱に積んでいきます。

積む時には、一番大きな立体を初めに置き、

面の色と大きさが合う立体を3つの辺が、等しく増えていくように積んでいきます。

この活動を繰り返し、箱の中に積むことができるようになると、箱の外にも同じように積むことができるようになります。

 

時折、箱の絵柄や蓋の絵柄を見て照らし合わせながら順番に積んでいきます。

 

三本指で立方をつまみ、指先をコントロールしながら積んでいくので、

指先の洗練にも繋がります。

 

積んだ後は、縦や横に立方を動かし、どこで切っても同じ色と形であることに気が付きます。

 

このお子さんは、「わあ、いっしょだ!!」と、とても嬉しそうでした。

 

五感がとても発達するこの時期に、沢山の感覚教具に触れ、

子どもの知りたい、触りたい、整理づけたいという欲求を満たしていきます。

 

                           くま組 阿部

 

 

うさぎ組の「歩行階段」について紹介します。

 

運動には「粗大運動」と「微細運動」という二つの形があります。

「粗大運動」は胴体や手足の筋肉の協調を必要とし、つかまり立ち、歩く、階段の昇り降りなど、姿勢や移動などに関する全身を用いた動きとして現れます。

「粗大運動」は頭を動かすことから始まり、寝返り、座り、這い、立ち、生後1年目の終わりごろには歩き始めるようになります。

 

 

この歩行階段は歩き始めたお子さんが次のステップとして段差の昇り降りをしハイハイが始まったお子さんが、全身を使いながら登り台のようにして関わることもできます。

 

 

歩行が確立されてから階段が使えるようになるのではなく、その前の段階から、普段生活する保育室にこの歩行階段が常に設置されていることにより、自然な全身の粗大運動が促されます。

お子さん自身が自分の身体の使い方を知ったり、このように日常生活の動作の発達を安全に見守っていけるように環境への配慮や工夫をしています。

 

手すりの幅や段差も、乳児期のお子さんの身体に合った大きさのもので、保育者が手を貸すことなく自由に昇り降りしています。

足を上げたり、またぐ動作も出来るようになったり、園内の階段も自力で昇り降りできるお子さんが増えてきました。

 

                                           うさぎ組   岡本

 

 

 

 

毎日交代で行っているひかりグループの当番活動について紹介します。

朝の時間に、ランチで食べる米研ぎをします。

毎回2人1組で行い、20回お米を研いで水を捨てます。

 

 

食事の前に、コット敷きを二人一組で運びます。

周りにぶつからないように、自分が怪我をしないように、

環境に配慮しながら行っています。

 

 

ランチの時間は、配膳のお手伝いをします。

これは、その中の汁物を運んでいるところです。

落とさないよう、こぼさないよう意識して身体を動かしています。

 

 

おやつ後は保育室と廊下の雑巾がけをします。

雑巾は握るだけではなく、ねじって絞ります。

雑巾を絞ることは、手首の動かし方をなめらかにし、書く動作に繋がっていきます。

 

 

ひかりグループのお子さんたちは毎日意欲的に当番活動を行っています。

日常生活の中で、身の回りのことが自分でできるようになることは、

子どもにとって大きな喜びであり自信にも繋がります。

 

子どもは生活する中で様々な動きを自然に吸収し、自分で出来るようになります。

子ども達に責任感や自立心が育つように、

最年長のひかりグループになると、毎日当番活動を行っています。

                            

                 しか組 池

 

 

りす組のお子さんたちがお気に入りの、トラッカーについてご紹介します。

落とさないように慎重に、丸い穴にボールを入れます。

ボールは、カタカタと音をたてながら、傾斜を転がっていきます。

 

 

そして、下から出てくるボールを取り、再び上部の丸い穴に入れます。

 

その過程で、お子さんは、

しゃがむ・握る・持ち上げる・入れる・離す・立つ(掴まり立ち)など、

たくさんの動作が複合的に行われています。

 

この動作を繰り返し行うことで、集中力や全身の発達を促します。

ボールがゆっくりと転がるように設計されているので、

0歳児のお子さんでも追視しやすくなっています。

 

発達を促す教具のトラッカーは、

この時期のお子さん達にとっても人気です。

自分が穴に入れたボールが出てくる喜び、

転がる様子を音を感じながら楽しんでいます。

 

                       りす組 進藤

9月14日(火)、祖父母参観を行いました。

いつもそばで一緒に過ごされている方や、この日の為に遠方よりお越しいただいた方など

40名の祖父母の方にご参加いただきました。

お孫さんを想う愛おしい気持ちや、優しい眼差しに、

会場内はほんわりとあたたかな雰囲気に包まれ、和やかな会となりました。

 

職員が点てたお抹茶と和菓子をお召し上がりいただきました。

 

その後、各クラスに分かれ、歌やわらべ歌遊びや

制作を祖父母の方と一緒に楽しく過ごしました。

 

< きつね組 >

 

< しか組 >

 

< くま組 >

 

各クラスでの活動の後は、園庭で遊びました。

お子さん達は、大好きなおじいちゃん、おばあちゃんの手を引いて「こっちに滑り台があるよ!!」と、新しい園庭を紹介したり、

一緒にアスレチックで遊んだり、交流をとても喜んでいました。

 

大変お忙しい中、ご参加いただきありがとうございました。

また、お時間がありましたらいつでも保育園に遊びにいらして下さい。職員一同、お待ちしております。