ふくろう組は、園庭内を散歩して、お友だちと手をつないで歩く練習を積み重ねてきました。

園庭には、花、木の実、玩具等お子さんたちにとって気を惹かれるものがたくさんあります。

その中でも、散歩の間は『お友だちと手を離さない』という約束のもと、園庭内の散歩を楽しんできました。

 

園庭内で十分に経験を重ねた後は、園舎裏の駐車場まで散歩に行きました。実際に道路を歩き、『車が来たら止まる』『道路の端を歩く』『前を歩くお友だちと間を空けない』という約束事を伝えながら歩きました。

お子さんたちも「くるまきた」と車が来たら止まることを覚え、保育教諭と一緒に約束事の確認をする姿も見られるようになりました。

 

7月からは、園周辺に散歩に出かけ、歩く距離を少しずつ伸ばしています。

これまで伝えてきた約束事を理解し、保育教諭の「車がきました」と言う言葉を聞くとその場で止まったり、「線の中」と言う言葉を聞くと、白線の内側に入ったりしています。

近所の方を見かけると、「こんにちは」「ばいばーい」と挨拶をしたり手を振ったり、お話しすることも楽しんでいます。

最近では、園の近くのおうちにある、金魚の水槽を見ることが楽しみになっています。

「おさかないた」「おっきいね」と見て感じたことをお友だちと一緒に共有していました。

季節の花や果実の木を見たり、畑の野菜を見せてもらったり、色々な乗り物を見たり、園内にいるだけでは見ることのできない様々なものを見ながら散歩を楽しんでいます。

 

これからも散歩の経験を重ね、近所の方との交流や交通ルールを知ること、長い距離を歩く経験など、散歩を通して貴重な体験をできるようにしていきます。

 

記:進藤 彩